大富豪の段位戦から逃げ出した人の話です。
マデサゴーラ杯は2021年1月6日(水)12:00 ~ 1月24日(日)23:59
バージョン5.2からドラクエ10に新たに加わったミニゲーム、大富豪。その大富豪初の大型イベントとなる『マデサゴーラ杯』が1月6日(水)から始まります。
大富豪の段位戦に身も心も疲れ果て逃げ出した私ですがこれは単なるお祭り、単なるお遊びという事で気楽に参加してみようと思っています。
冒険者の広場(↑のリンクです)のマデサゴーラ杯のページの何処を見ても私が大富豪を嫌いになった最大の原因である負けたらポイントマイナスのルールは見当りません。これなら心穏やかに遊べそう…な気がします。ポイントのマイナスさえなければ大富豪は気楽に遊べる面白いゲームなんですよ(フラグ?)。
マデサゴーラ杯の参加の仕方
マデサゴーラ杯の参加の受付は通常の段位戦と同様、ラッカランのカジノの手前にいる“大富豪協会員プゴル”がしています。大富豪で遊ぶのが初めての人はここでトランプケースを貰うことが出来ます。
このトランプケースからマデサゴーラ杯や段位戦に参加したりルールの細かい確認、それにCOM対戦等で遊んだりも出来ます。
マデサゴーラ杯の報酬
マデサゴーラ杯の報酬は2種類あって一定のランクまで到達すると貰えるランク報酬と獲得したランキングポイントによる順位で報酬の変わるランキング報酬があります。
ランク報酬はCランク・Bランク・Aランク・Sランクの4種に分かれていてCランクの報酬はふくびき券5枚、
Bランクの報酬はボイス付きのマデサゴーラトランプです。私はこれを目標にしてみます。
そしてAランクの報酬がマデサゴーラの背景2種になります。上の画像の背景に使われている2種ですね。そしてSランクが黄金の花びらです。
第1回大富豪決定戦 ランキング報酬、これは剛の者達の集うランキング戦の報酬です。まだ第1回なのでどのくらいの熱量でもって争われるのか分かりませんが寝ている時以外は大富豪をプレイみたいな感じの展開になるのでしょうか。
ランキング報酬は3段階に分かれていて
となっています。なんとなーく1000位までなら頑張れば入れそうなんて思ったりしてしまいますが多分それは気のせい…なんでしょうね。
マデサゴーラ杯の大富豪ルール
マデサゴーラ杯の大富豪のルールは段位戦とは違って固定になっています。
この中で一番厄介なルールはやはり“7パサー”になると思います。“7パサー”は出した7の枚数だけ次の番手の人に好きなカードを渡せると言うルールですがこの一方的に渡せる…ではなく押し付けられるカードのせいでせっかく立てた”上がり”までのプランが狂わされてしまうんですよね。
例えば手持ちのカードが8・4・7とあったら8斬り→7パサー→最後に4を押し付けてあがり、みたいな事をまず考えて、その次に8をスムーズに出すためにはどういう風にカードを捨てて行くかというプランを立てていくのですがそのプランを狂わせてくるのが7パサーなんです。
新たに捨てなければならないカードを相手の任意のタイミングで増やされるのですから7パサーはとても面倒でイライラするルールです。でも7パサーみたいなルールがないと配られたカードのみの勝負になって地力のある人が順当に勝ってしまう事になるので場を荒らすためのルールを敢えて加えたのかもしれませんね。
ちなみに7パサーで一番もらって困るのはJOKERが場に出たあとにもらうスペードの3、いわゆるスペ3です。弱くて使えない上に最後に出すと反則あがりで負けになるという悪魔のカード…いや、このカードを押し付けてくる人こそが悪魔という…このスペ3には何度泣かされたか分かりません。
“5スキップ”は5のカードを出すと5人分手番を飛ばせるというルールになります。4人揃っている時はカード自体の弱さもあって使い方が難しいけど3人や2人の時に使うと5のカードを処分しつつ自分に手番が戻ってくるという便利な使い方が出来るようになります。
でも自分が2番手3番手になることを想定してカードを持っていたりなんてしないし所詮は5という弱いカードなので早々に使ってしまう事が私は多いです。
あとは大富豪の連続上がりの邪魔をするとかそんな使い方になるのかな。でも5スキップで上がりそうな大富豪を飛ばしても他のプレイヤーは大富豪を勝たせようと動いたりするし利害関係を一致させるのは中々難しいです。
“11バック”は場に出たカードが流れるまでカードの強さが逆転してしまうというルールです。JOKERを除いて通常時なら3が最強カード、革命時なら2が最強カードになります。11バックは弱いカードを処分するチャンスなのですがいつも捨てるカードで悩んじゃいます。
3を捨てて次の親を取りに行くのが良いのか革命に備えて3は持ったまま他の邪魔なカードを捨てるべきなのかいつも判断が難しいです。
“スライム革命”はドラクエ10版大富豪の独自ルールで右にあるキングスライムのマークの中にスペードのカードを出した数だけスライムが溜まっていき満タンになると革命が起きるというルールになっています。
なお、キングスライムのマークの中にいるスライムはJOKERでのみ追い払うことが可能です。JOKERは1枚でも他のカードと組で出しても効果があります。
スライム革命のルールがある場合、革命はほぼ不可避の状況になるので常に革命に備えた準備が必要になります。
ただ革命に備えた準備には2種類あって1.弱いカードを用意する、の他に2.更に革命を起こして革命返しをするという物があるので単純に弱いカードを残していてもダメで準備と言っても実際にはとても難しいんですよね。
革命を望む者がスペードのカードで必死にスライムを積んでいき革命を望まない者がそれをJOKERや革命返しで粉砕する。既得権益を守ろうとする人達(富豪)とそれを壊そうとする人達(貧民)の必死の戦いを見ることが出来るのがスライム革命というルールになります。
※ちなみに上の画像の顛末ですが、私がKとJOKERのペアで革命を阻止するものの大富豪の方が即、革命を起こされ残りのカードが7とAと2しか無い私が最終的に大貧民になってしまいました。スライム革命って怖い!
大富豪で勝つコツは…
大富豪で勝つコツは色々あると思いますがここではざっくりと2つあげます。まず1つ目ですが場に出たカードの数字をしっかり覚えておいて4人の手持ちのカードで今、最も強い数字が何なのかを常に把握しておくことです。
場に既に2が4枚出た後なら最強のカードは2ではなくAになっています。これをちゃんと把握しておかないと既に存在しない2で返されるかもしれない警戒心で最強カードになったAが出せなくなるなんて事態も起こってしまいます。
そして2つ目は場面ごとに変化する強いカードをちゃんと把握して出せる様にすることです。
例えば自分がAを2枚、他の人が2を1枚もっている状態でAを1枚だけ出した場合、2で返されてしまう可能性があります。しかしAをペアで出した場合は1枚しか無い2で返されることはありません。強いカードは出し方次第で変えることが出来るのです。
その場その場で強いカードが出し方次第で変化していく…大富豪の上手い人はこういう場面で強くて一度にたくさんカードを捨てられる方法をいっぱい知っているなと思います。
そして強いカードを出すことが出来れば次の番手を取ることが出来るので更に自分の捨てたいカードを捨てることが出来るのです。強い人はずーーっとこんなループで戦っている印象です。
ちなみに場に出たカードの覚え方…ですが私は記憶力に全く自信がないのでホワイトボードとマグネットをわざわざ購入して自分のカードと場に出たカードの把握に努めていました。そこまでして勝ちたいのかと思われる方もいるでしょうが
私は勝ちたかったんですよ…。
でもここまでやっても9段までしか行けなかったのでやはり手持ちのカードの把握だけではダメで場数を踏んで色々なカードの捨て方のパターンを増やす事も強さにつながるとても大事なことだと改めて気付かされたのでした。
マデサゴーラ杯 目標はBランクです
という事でマデサゴーラ杯についてでした。文中偉そうに大富豪について語っていますが自分がこてんぱんに負かされ時の相手の立ち回りを思い出してこういう風に戦えたら良いなと思ったことを書いただけなのでその辺りご理解お願いします。
私がこういう立ち回りで勝ってきたわけではないのです。こういう立ち回りをされて負けてきたのです。私はいつも2位か3位でコツコツとポイントを積み上げてきたしがない凡プレイヤーでしかありません。
マデサゴーラ杯は取り敢えず様子を見ながらですがBランクのマデサゴーラトランプの獲得を目標にしたいと思います。大富豪なんて遊ばないのだからトランプなんていらないハズなんですけどやっぱり期待してしまうのです。
もしかしてもしかしたら段位戦のルールが変って負けた時のポイントのマイナスが無くなるかもしれないと。そうなったらまた大富豪を遊びたいと思っていますから…まあ未練たらたらという事なんですかね。
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