その人の立場になってみて初めて分かることもあります。
普段は雫割×と書いている私ですが…
私は基本的に緑玉でしかエンドコンテンツを遊ぶことは有りません。理由は単純に一緒に遊ぶ人がいないから…ですがその際、緑玉で誘われ易くするためコメント欄にそのコンテンツにおける自分の状態や目的、例えば揃っている耐性や周回か勝ち解散か等を書き同じ目的を持った人から誘われやすくしています。
まあこれは誰でもやっていることだろうと思います。あまり緑玉のコメント欄を空白のままにしている人を見かけることはありません。自分の目的を事前に伝えることで要らぬトラブルを回避できることもあるのでお互いを守るために損のない行動だろう、と思います。
ゼルメデ戦における雫負担の勘違い?
私はいつもこのような一文を書いてデルメゼ戦で緑玉を出しています。所持している耐性や周回か勝ち解散か等の目的、その他に誘われやすいようにわざわざ2済みとか書いてますね。
そしてもう1つ雫割×とも書いています。雫というのはもちろん”せかいじゅのしずく”のことです。使うとパーティー全員のHPを全回復してしまうスーパーアイテムです。
私はヒーラーで参加しているのでこのヒーラー殺しの”せかいじゅのしずく”が大嫌いです。せかいじゅのしずくに勝てる回復力を持ったヒーラーなど存在しないドラクエ10というゲームでこのせかいじゅのしずくを容易く使われると本当に私の立場がなくなってしまいます。
そのせかいじゅのしずくの使用を抑えるために雫割×と書いて緑玉を出している訳です。せかいじゅのしずくはタダではありませんからせかいじゅのしずく使用の負担が使った人のみに掛かかる場合、その使用を躊躇うのでは?と考えているからです。
ああ勘違い…
しかしこの考えは甘すぎました。このコメントは別の角度から解釈すると”ヒーラーのみに雫を負担させることが出来る”という可能性を秘めていたのです。
という事で昨日実際にあった話ですがデルメゼ強さ1でいつも通りに緑玉を出して誘われ待ちをしていたところ”まもの使い”と”武闘家”のコンビに誘われました。何の考えもなしにパーティーに加わった後、はたと気づきました。
『デルメゼ戦の構成はまもの使いのHPリンクが前提だから次に入る人はまもの使いで確定かあ』
『ということはヒーラーは私1人ってことだね!』
『そういえばデルメゼにはレプラコーンコードという回復力が下がる特技があるんだよナー』
『このパーティーにはレプラコーンコードを治療できる職が無いよ!』
『もしレプラコーンコードを受けて回復力が下がった場合それでも私がパーティーの回復をしないとダメかな』
『…当然。それが自分の選んだ職の責任でしょ?』
…。という訳でレプラコーンコードを私が受けてしまった場合、ベホマラーだけではHPを安全圏まで回復することが不可能になってしまうので”せかいじゅのしずく”を使ってHPの回復をしなければいけなくなります。
そして雫割×と書いてしまった以上その負担は全て私が負わなければなりません。
誘った人はこの状況が全て分かった上で誘っている、とは思いますが証拠があるわけでもないですしそれ以前に私も雫割×と書いて緑玉を出している以上この件について抗弁しようもありません。
ただただ私が迂闊だっただけなのです。これは完全に自分の蒔いた種を自分で刈り取るという構図なのです。
それはともかくこの時ふと気付いたことがあります。
これが雫割×と言われたどうぐ使いの気持ち…なのかな
最初に書いたように私は緑玉のコメント欄に雫割×と書いています。私と組む職が何であろうがとにかく雫割はしないぞ!使うなら自己負担!と言う考えをハッキリ示すためです。
実際に戦闘中に他の人が”せかいじゅのしずく”を使っていても他人事だと思ってそこに何かを感じることはこれまでありませんでした。でも自分が一方的にせかいじゅのしずくの負担をさせられる立場を知った後、少し考えが変わってきました。
自分以外の誰かが世界樹のしずくを使ったとしてもそれはパーティー全体が生き延びるためにしていることなのだから雫代は4人で負担しても良いのではないか…と。
本当に現金なものだと思いますが自分が雫を一方的に負担する立場に置かれてようやく色々な立場からの状況が見えてきた気がします。
特に雫の使用量の多いどうぐ使いが雫割をしないと告げられた時の気持ちはこういうものなのかな?というのは強く感じました。やはり私が武闘家入りの構成の時に感じたやるせなさや理不尽さそして怒りを感じていたのでしょうか。
余計なおせっかいに感じることも多いどうぐ使いのせかいじゅのしずく使用ですがまあ悪気があって使っている人ばかりでは無いと思うので(疑ってはいる)これからは少し優しい気持ちで見てあげたいなと思いました(謎の上から目線)。
そして雫割×はもうキッパリやめます。パーティープレイなので他の人の使った雫もこれからはちゃんと負担しようと思います。
雫詐欺もあるし必要のないところで雫を使うどうぐ使いとも沢山出会うかもしれないけどまあ…そこはなんとか我慢してパーティーのためにやっている事なのだから…と少し信じてみようかなと思います。
武闘家入り構成の顛末
ちなみに武闘家入り構成のデルメゼ戦の顛末ですがラッキーなのかアンラッキーなのか奇跡的にレプラコーンコードが一度も使われること無く戦闘が終了し何事もなく解散という結末になりました。
レプラコーンコードを受けたら意地でベホマラーしか使わないか折れてせかいじゅのしずくを使うかプレイしながらずっと悩んでいたのでちょっと肩透かしな結末になってしまいました。
ちなみにこの時の”まま武僧”構成の討伐タイムが私のデルメゼ強さ1の最速討伐記録となりました(7分22秒57)。7分台とは驚きの早さです。行動運次第では3も結構イケるのでは?とか勘違いしそうなタイムですね。
あ、あとこの時のパーティーのリーダーはBLしました。完全に私の逆恨みですがやっぱり顔も見たくないのです。
という事でこの話は終わりです。
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