もう終わったことなので余り書くことないですが
PSO2NGS クローズドβテストの感想を少し
PSO2NGSのクローズドβテストが3月21日(日)午後10時に無事終わ…ったと思うのでちょこっと感想などを書きます。
まず午後10時に終わ…ったと”思う”…という所ですが要するにまあクローズドβテスト最終日の21日の午後9時過ぎについ気を緩めて”寝落ち”をしてしまいまして実際には無事に終わったのか未確認である、とそういうことになります。
ちなみに目が覚めたのは午後10時47分(正確にはこのスクショを撮った時間ですが)、画面には無情にも【サーバーからの応答がありませんNO630】の表示がありました。クローズドβテストの終了時刻を40分も過ぎているのですからそれはもうサーバーからの応答だってないでしょうとも!
クローズドβテスト開始日からほぼ休むこと無く遊びつづけていたのに?最後の最後に自分に裏切られるとはホントに悲しいことです。一体クローズドβテストの最後はどんな風に終わったのでしょう。ああ気になる。一度体験してみたかったのに残念です。
私のCPUとGPUとPSO2NGS
PSO2NGS第2回クローズドβテストの目的は運営がPSO2未プレイの人を含むより多くのプレイヤー参加によるゲームシステム全般のテスト…なのですがその一方でプレイヤー側も果たして自分のPCでPSO2NGSがまともに動くのかというテストをしているわけですね。
まず最初に私のPCのスペックです。
- CPU AMD Ryzen 5 2400G with Radeon Vega Graphics (8 CPUs), ~3.6GHz
- Memory 16384MB RAM
- GPU NVIDIA GeForce GTX 1650
- display 1280 x 720 (32 bit) (60Hz)
とまあこんな感じです。普段よく遊んでいるドラクエ10は過不足なく遊べる性能ですがPCパーツとしては大分古いと思います。モニターも録画ソフトの具合が悪くて1280✕720のモニターしか使えないという最悪の状態でのテストという事になってしまいました。
PSO2NGSの推奨環境等です。
OS | Windows 8.1 64bit日本語版 または Windows 10 64bit日本語版 |
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CPU | 【必要動作環境】Intel ® Core™ i3-4150 以上(AVX対応必須)【低画質・中画質】Intel ® Core™ i5-9400 相当のCPU【最高画質】Intel ® Core™ i9-10900 |
メモリ | 【必要動作環境・低画質・中画質】8GB RAM【最高画質】16GB RAM |
HDD空き容量 | 約100GB以上(『PSO2:NGS』部分:約30GB、『PSO2』部分:約70GB)※『PSO2』部分のデータにつきましては、現在サービス中の『PSO2』のクライアントを予めダウンロードしていただくことで、ダウンロード時間の短縮が可能です。ただし、その場合はクローズドβテスト用の『PSO2』と、サービス中の『PSO2』それぞれのデータ分のHDD空き容量が必要となりますのでご注意ください。 |
モニター解像度 | 【必要動作環境・低画質】1280x720ドット以上【中画質・最高画質】1920x1080ドット |
グラフィックカード | 【必要動作環境】NVIDIA GeForce® GT430AMD Radeon™ HD5570もしくは同クラス以上のグラフィックカード【低画質】NVIDIA® GeForce® GTX 950 相当のグラフィックカードAMD Radeon™ R9 285 相当のグラフィックカード【中画質】NVIDIA® GeForce® GTX 1060AMD Radeon™ RX 580【最高画質】NVIDIA® GeForce® RTX 2070 SUPERAMD Radeon™ RX 5700 XT |
サウンドカード | サウンドカードにつきましては条件はございません。 |
DirectX® | DirectX®11以上 |
インターネット接続環境 | ブロードバンド環境(ADSL・光ファイバーなど) |
結論を先に書いてしまうと私の環境では6段階ある簡易グラフィック設定の内、最低の設定である”最低”(そのまんまだ)以外に選択の余地はありませんでした。
最高設定の”ウルトラ”は論外。CPUの使用率が常に100%付近に張り付いていてPCが壊れるかと思いました。
それ以下の設定でもCPUの使用率が60%を下回ることはなくPCに悪い影響しか無いと判断してすぐに止めてしまいました。
という事で私のPSO2NGSの画質設定は最低設定となる”最低”に落ち着いたわけです。
しかしこれも妥協に妥協、諦めに諦めを重ねた結果であってこの最低設定の”最低”ですらCPUの使用率は50%前後GPUも45%程の使用率という有様であったので…このゲーム自体が私のPCで遊ぶには厳しいのだと言う現実は認めざるを得ないと思います。
しかも1280✕720のガタガタの解像度で、ですからね。これが1920✕1080とかになるとまたPCの負担も上がる訳で…もうSEGAが頑張って最低環境でも最適化で負担が減るようにしてくれないと遊ぶ事自体が厳しそうです。
ハッキリ言ってこのゲームのためにPCをもう一台作るということは考えられないのでこのゲームが遊べるかどうかは本当にSEGAの…いや”SEGA様”の頑張りに掛かっているのです。
ちなみに簡易グラフィック設定、以外に変更した設定は”詳細モデル表示数”を5→30に変更した箇所だけです。この設定は他のプレイヤーのキャラクターの装備などを正確に反映させる設定です。
キャラクリゲーでもあるPSO2NGSで他の人の作ったキャラが良く見えないのはつまらないことなのでここは大きく30体の設定にしました。
他のプレイヤーの姿が見えたとて…とてですね、その姿はまあギザギザのヒドイ物なわけですが…それでも何も見えないよりは楽しいです。
その他の事 色々
PSO2NGSをプレイ中は戦闘力を1100まで上げること(1100まであげるとご褒美が貰える)、CPUの使用率が常に高いこと、それにグラフィックがギザギザで汚いこと(※注 あくまでも私の環境においてです)にばかり気を取られていて余り他の事を考える余裕は無かったのですがそれでも気になったことです。
遊びづらい?オープンワールド
今回PSO2NGSの舞台はPSO2とは大きく変わり開放された大きなフィールドが舞台となった訳ですがそのメリットがあまり無いというか面倒臭さがただ増しただけ…のような気がしました。
PSO2NGSはハクスラゲーです。PSO2NGSの生活の基本はほぼ全てこのハクスラという要素から始まると言っても過言ではありません。
お金を稼ぐのも強い装備を手に入れる(作る)のも基本は敵を倒して装備やアイテムを得ることから始まります。なので如何に快適に効率よく敵を倒し続けられるかというのはこのゲームにとっては結構重要な要素、だと思います。
PSO2の場合は制限されたフィールド(大抵は敵の湧く小部屋とその小部屋同士を繋ぐ通路で構成されている)でプレイヤーは皆で固まって行動していました。その方が火力が集中して効率も上がりますしなによりもそうする以外の選択肢がプレイヤー側にありませんでした。
必然的に効率の良いマップ周回、敵を倒すための行動が取れるようにマップが作られていた?訳です。
しかし開かれた世界のPSO2NGSには道なんてありません。360度どこへ行っても自由です。そんな世界にプレイヤーがほっぽりだされたらどうなるか?というとある人(達)は固まって行動をし、またある人は別々の方向へ去り、またある人はその場に残って動かない…ともうバラバラな動きになってしまうのです。
そんな中で唯一プレイヤーの行動が一致するのが”トライアル”です。トライアルはフィールドで起こる突発的なイベントで…まあ突発イベントと言ってもただ出現した敵を倒すだけなのですが報酬目当てにこのトライアルには人が続々と集まってくる訳です。
トライアルで敵を倒し終わるとプレイヤー達は一旦サヨナラーして思い思いの方向へ散って行きます。
そして画面に表示される(○で囲ってある)Tの記号が出現するとバラバラに散ったプレイヤー達がまた集結していきます。
基本的にPSO2NGSのフィールドでアイテム堀りはこの繰り返しです。みんな思い思いの方へと向かいながら実は画面を凝視してTの記号が出るのを待っているわけですね。そしてTの記号が出たら即向かうと。
トライアルに参加するためにここに来ているのだから当然の動きですがなーんかスマートじゃないんですよね。物凄く無駄な動きをさせられています。
運営がこの動きを想定しているとも思えないし何かがずれている…そんな気がします。
あ、運営が想定していないというのは単にTの記号がとても小さくて見にくいからです。
プレイヤーにとってこのPSO2NGSがトライアルゲーになると運営が認識しているならもうちょっとTの記号を大きくドーンと派手にプレイヤーを煽る感じに表示するのではないか?とそう思っただけです。パチンコみたいにですね!?
でもそういうことはしないのです。小さいTの記号が出ておしまい。プレイヤーはこの小さいTの記号を目を皿のようにして探しそこへと向かっていくのです。
このプレイヤーの動きを”運営が想定してなさそう”というのが少し引っかかるのです(まあ全て私の妄想なんですけどネ)。
コクーン
あと気になったのはコクーンとギャザクラ要素と思われる鉱石掘りです。
コクーンはゼルダの伝説ブレスオブザワイルドに出てきた”祠”に似たシステムで中がちょっとしたアスレチック要素のあるマップになっています。
そしてクリアするとスキルポイントをもらうことが出来ます。ちなみにブレスオブザワイルドでは”克服の証”という4つ集めると体力やスタミナを増やすことが出来るアイテムが貰えます。
似ているのは別の良いのです、レベル上げ以外の成長要素というのも面白いと思います。
私もクローズドβテスト最終日はやることが無くなってコクーンのパーフェクトクリアを目指して遊んでいたし詰まらないわけでは無い。無かったです。
ただプレイヤーを成長させるためのコクーンですからこれからもこのゲームが続く限りコクーンが増え続けることは確実です。コクーンは1回クリアするだけで基本、用は足りるのでそのためにわざわざアスレチックのコースを作っていくのは効率悪そうだなとフト思いました。それだけです。
あとはネトゲで一人の空間に放り込まれて(複数でも遊べるっぽいけど)やりこみをやっているとなんか不安になる、というのはありました(良く分からない感情だけど”ネトゲでこんな事していていいのかな?という気持ちになる)。別にケチをつけている訳ではないです。面白かったです。コクーン。
鉱石掘り
鉱石は武器を強化する上で必須となる重要なアイテムです。鉱石はプレイヤー間の取り引きでは入手する事ができず自分の力で手に入れる他ないので大抵のプレイヤーはこの鉱石掘りをすることになると思います。
このプレイヤー間で入手した鉱石を取引できないというルール、明らかに長時間インできる人が有利に働くこのルールにいつまでそれ以外のプレイヤーが我慢し続けるのか見ものです。
イン時間の短い人が絶対怒るの分かるでしょ。
鉱石掘り自体は採掘場所がマップ固定なので一度採掘できる場所を特定してしまえばあとは毎日通うだけの作業になると思います。ログインしたら必ずしないといけない作業ですね。能動的に入手するログインボーナスと言えるかもしれません。
必ずしないといけない…なんて苦痛でしか無いと思うけど大丈夫かな?
クローズドβテストに限って言えば鉱石探しの動線が上手く作られておらずレベル1の潜在能力の解放に必要な”モノタイト”を見つけるのに大分苦労しました。
だって鉱石は”南エアリオ”にあるって言うんですよ。NPCが。そう言われたら”南エアリオ”へ行くしかないじゃないですか。当然。そして実際に鉱石もあるわけです。でも肝心の”モノタイト”だけ無いんです。
そして”モノタイト”を探すことに疲れ諦めた始めたところで攻略サイトを使って調べてみたら”モノタイト”はゲームのスタート地点である”中央エアリオ”にある…と。え…NPCが私を騙したの?
もし他のNPCに”モノタイト”のありかが”中央エアリオ”にあると示唆する会話が設定されていたならゴメンナサイですが無かったとしたら…これ結構ヒドイ話よ?
スクラッチをみんなが引くとどうなるか?
今回クローズドβテストでは参加者にゲーム内マネーであるアークスキャッシュ(AC)が配られました。テストの一環としてこのACでスクラッチくじを引いたりアイテムを買ってみろ…とそういうことですね。
みんながお金持ち、みんながスクラッチを引ける、という世にも珍しいケースというものを経験することが出来たわけです。
PSO2には金策のひとつとして現金でスクラッチを引いてそこで得たアイテムをマイショップ(バザー)に流してゲーム内マネーを得るというやり方があります。
自由に使えるお金をたくさん持っている人はスクラッチを引いて楽に金策できるしスクラッチを引けない人もゲーム内マネーでそれらを入手することが出来る、とまあ非常に良く出来たシステムです。
でもみんながスクラッチを引けてしまうとこのシステムはどうなるのか?というとバザーが機能しなくなって物が全然売れなくなっちゃうんですね。
私は戦闘力1100を目指す過程で資金不足に陥り金策としてスクラッチで入手したアイテムをマイショップに売りに出したのですが1つも売れませんでした。武器とか能力追加用のアイテムは売れるんですけどね。
ということでみんながスクラッチを引けてしまうとゲーム内マネーの入手が困難になり割を食う人が出てくる、とそういう事が良く分かりました。…それだけです。
戦闘力1100達成!
特典でゲーム内で使える課金マネーであるSGを貰える基準となる戦闘力1100は達成できました。あとはアンケートに答えるだけですべての特典が貰えます。
ちなみに戦闘力1100の最大の難関はレンジャーの私の場合☆3の”テルセウスライフル”の入手でした。
敵からのドロップを狙うのがPSO2的正統派?の振る舞いなのでしょうがどの敵からドロップするのかサッパリ分からず最終的にお金で解決することにしました。
お金で解決…一見、楽な近道の様に思えますがこれはこれでなかなか厳しい戦いという物がありました。
転売ヤーの商材なのかそれともこれが市場の決めた価格なのか知る由もありませんが”テルセウスライフル”は値段を確認するたびに価格がうなぎ登りに上昇して行く超高額商品だったのです。
画像では小さい文字ですが私の手持ちのお金は37万メセタあります。少し前に値段を確認した時はこのお金で”テルセウスライフル”が買えたはずなのですがいざお金が溜まって念願の”テルセウスライフル”を!と買いに走ったら値段が50万メセタに値上がりしていました。
…それでまあ私のクローズドβテストはこの”テルセウスライフル”を手に入れるための金策にプレイ時間の大部分を奪われることとなったのですね。
最終的に”テルセウスライフル”は30万メセタで買えました。もう何がなんだか???ですが事実です。最後の予告緊急が終わった後なんて10万台の値段で出品されていたしホントにもうなんのこっちゃ?…といった出来事でした。
PSO2NGS…遊ばせて下さい
という事で長々と書いてきましたPSO2NGSクローズドβテストの感想でした。まだまだ書き足りない事が沢山あるけど長くなりすぎちゃったのでもう終わりです。
クローズドβテストも終わり本格的な実装も近づいてきましたが正直、今の環境だとPSO2NGSで遊ぶのは厳しい状況なので本当にSEGAには頑張ってもらいたいです。
私のPCだとドラクエ10もFF14も余裕で動くのに何故PSO2NGSは推奨環境のハードルを上げてしまったのだろう(2回目)。運営も困っているかも知れないけど私も困っています。どうしてこうなった?
PSO2NGSのために壊れてもいないPCを新調するなんてありえないのでホントにどうにかして!私にPSO2NGSを遊ばせてくだせぇお願いします。
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