風雲急を告げる Days Goneの物語
とにかく色々なことが1度に起き過ぎました。裏切りに復讐に意外な人物との再会、そしてジェノサイド。まさに怒涛の展開。Days Goneの大きな山場の1つという感じで遊んでいるだけでちょっと疲れました。
洞窟の爆破に必要な導爆線を取りに行く(協定違反)
そうなのです。最近進めていたリーカーの寝床である洞窟を爆発させて数を減らす作戦ですが肝心の爆弾を爆発させるための導爆線というものが無いらしいのです。今始めて知った。そこでスキッゾがある提案をしてきました。もちろんいつも通りのリッパーの領土へ侵入して導爆線を盗んでくる作戦です。このゲーム、肝心なものは全部リッパーの領土にある。
もちろんこれはアイアンマイクがリッパーと結んだ協定に反する行為です。しかしリッパーを嫌い信用していないのはディーコンとスキッゾの数少ない共通点。スキッゾは素よりディーコンもリッパーの事になると(それ以外でもか)平気でアイアンマイクを裏切るしホントにクソミソなコンビです。
という事でリッパーの領土に踏み入る2人。リッパーの奇妙な儀式に興味津々で見入ったりリッパーの大群に驚いたりと悪ガキの冒険感が半端ないですがそれが良い…それが良かったんですけどねえ。
リッパーの倉庫の侵入に成功し導爆線を確保した時、それは起こりました。突然の裏切り。頭を背後から殴られて意識を失うディーコン。スキッゾがディーコンをリッパーに売り渡したのでした。
リッパーの拠点での再会 そして脱出
スキッゾの裏切りによってリッパーに捕まってしまったディーコン。彼の目の前に現れたのはかつての仲間そして今はディーコンとブーザーに激しい憎しみを抱くリッパーのボス、カルロスでした。
カルロスが過去に何をしでかしたのかは分かりません。しかしディーコンやブーザーが所属するモーターサイクルクラブを何かの原因で強制的にクビになったのは事実のようです。そしてその際、背中に入れたモーターサイクルクラブの紋章の入れ墨をバーナーで焼いて消されたのも事実みたいです。
入れ墨をバーナーで焼いて消す時、ディーコンとブーザーとジャージージムという人がカルロスの体を押さえリーダーのジャックが背中をバーナーで焼いたらしいです…ディーコンはディーコンでヤバい所が多すぎて全く擁護できない…というかディーコン怖いよ。
ディーコンをたっぷりいたぶって満足したのかカルロスは部屋から出ていきます。そして次に部屋に入ってきたのは変わり果てた姿となったリサでした。
リサ…本当に変わり果て過ぎです。まさかリッパーの一員になっているとは思いませんでした。ちなみにリッパーの奇妙な風体はリーカーの姿を模してのものらしくその意味はリーカーの様に全てを忘れてしまいたから…だそうです。忘れてしまいたい…失った人のこと、その辛さを。
リサはディーコンを縛っていたロープを切りナイフを置いて行ってくれました。理由は分かりませんがこれでこの地獄から脱出できそうです。
リッパーの寺院から脱出する
リッパーの拠点は寺院と呼ぶようです。ここで目にするものはまさに地獄の光景。本当に意味不明ですがそこかしこでリーパーが人をいたぶって楽しんでいる?様子。本当にあちこちでやってるんですよ。
この寺院をナイフ1本で進んでいきます。敵の位置が障害物を越えて見ることの出来るスキル敵対反応があると探索はかなり楽です。ここは建物内から外にあるディーコンの持ち物が置いてあるまで家かなりの長距離を移動することになります。
武器などを取り戻したあとリサが殺されそうになっている所を救出します。リッパーの仲間に「お前に悟りは訪れない」とか言われてたなリサ。とにかくリサがディーコンを助けたことがバレたらしくディーコンは一緒に逃げるよう言いましたがリサは拒否。別々に逃げることになりました。リサとはここでお別れとなります。
このゲームは固有キャラやテーマを持ったクエストにタイトルを付けて分かりやすく…は全然ないですがまとめられています。ファイルとフォルダみたいなものです。リサのクエストに付けられたタイトルは″清い心″、クリア率は90%、まだ彼女の物語は終わっていません。
ロストレイクキャンプの死闘
リッパーの寺院から脱出したディーコンが向かうのは当然ロストレイクキャンプ「裏切り者のスキッゾを懲らしめたやる」なんて思っていたけれど事態はそんな甘い展開をしてはくれませんでした。
ロストレイクキャンプはリッパーの襲撃を受けていました。住民が普通に殺されている。これもスキッゾの仕業なのだろうか。理由は何だ、なぜこんな事になっているのかさっぱり分からない。アイアンマイクを殺してキャンプを支配したいなんて言っていたけどこれじゃあ上手く行かないでしょう。
スキッゾの反乱の理由も大事ですがそんなことよりも入れ墨焼き仲間のブーザーが心配です。リッパーが攻めてきたという事はターゲットは当然ブーザーになります。
しかしブーザーは見つかりません。療養所へと行ってみるとアディーがリッパーの人質になっていました。睨み合う両者。そこへサイレンが鳴り出しました。アイアンマイクとリッパーの間で停戦の合意がされたのです。
ロストレイクキャンプ襲撃の真相
アイアンマイクの元へ行くとスキッゾとアイアンマイクが大揉めの状態です。それはそうか。今回の件についてカルロスはロストレイクキャンプ側の協定破りを非難。ただ表に出てこなかった協定の条件(物資の分配など)があるらしくアイアンマイクも言い返してますね。
そこへディーコン登場で更に荒れる事態。ここでスキッゾがカルロスとの取引内容を白状します。スキッゾはカルロスにディーコンとブーザーの引き渡す代わりにロストレイクと結んだ協定を元に戻すことを条件としたようです。協定は飛行機の墜落現場に薬を取りに行ったアレで破綻していた様です。
邪魔なディーコンとブーザーを排除してキャンプは平和。スキッゾはリッパーとの協定を結んだその平和の立役者。彼にとっては言うことなしの取り引きだったはず。それがどうして戦争になったんだろう。導爆線盗みの報復なのでしょうか。
ともかくキャンプのためを主張するスキッゾ。沈思黙考したのちアイアンマイクがディーコンに「ディーコン無事で何よりだが そいつを放してやれ」と告げました。この時アイアンマイクもスキッゾの条件を受け入れてディーコン達をリッパーに引き渡すのかと思ったのでちょっとドキドキでした。
このあとカルロスにもスキッゾの話した条件の確認を取ったところカルロスもこれを認めました。すると突然アイアンマイクがカルロスに銃を突きつけ「俺の仲間に手を出してから 血まみれの約束をかかげて要求を通そうったってそうはいくか」と宣言。スキッゾはアイアンマイクに「頼む(協定を壊すな)」と言いますがこれを拒絶。カルロスはリッパーたちと撤退していきました。
このあとスキッゾは1発ぶん殴られたあと公平な裁判を受けさせるという事で拘束されました。その前にディーコンとブーザーが私刑にしようとしていたけど…。
ディーコンとブーザー暴走する
という事でロストレイクキャンプ襲撃の件はお終いです。あくまでもロストレイクキャンプの襲撃の件は、です。このあとディーコンとブーザーはリッパーとカルロスを殺すためリッパーの寺院の近くにあるダムを破壊して大量殺戮を始めてしまいます。もう無茶苦茶です。
結局ディーコンは自分のやりたいようにやるだけです。ロストレイクキャンプのためとかそこの住民のためとか仲間のためとかもう全部ウソ。感情の赴くままに破壊の限りを尽くすだけの獣。スキッゾの裏切りがあまりにも大きすぎたためディーコンの裏切りについては不問に付されてるだけの狂人。まさにポストアポカリプスな世界でこそ輝く人間性って感じですか。
一連の出来事が起こる前ロストレイクキャンプに電気が通りそのためのセレモニーが行われました。そこでアイアンマイクが信頼のお陰でこれを成し遂げる事ができたと語りましたが違うのです。信頼ではなくアイアンマイクが彼の不正を見逃し続けたおかげで電気が手に入ったのです。アイアンマイクも結構狸なところがあるんですよ。
この戦いでカルロスは死亡。これでディーコンとブーザーを脅かす人間はいなくなりました。
ちょっとDays Goneは遊ぶのやめます
ここまで遊んで40時間です。サブクエストもこまめに片付けた結果ですがすごい時間の掛かるゲームです。このロストレイクキャンプ襲撃とその後のリッパーやカルロスとの戦いはすごいボリュームと言うか熱量、盛り上がりで次の展開にワクワクしながら遊んでいましたが、ここからさらに話が続くことに驚きと疲れを少し感じ始めているのも事実です。
こんなの初めての気分かもしれません。最後にダム破壊でリーパーを皆殺し、カルロスもサシの勝負で勝利…コレで終わりで良いじゃないかと思うのです。ここから新章突入?とか…ちょっと疲れましたよ。
Days Goneはゲームとしては100点満点でケチのつけようがない遊びやすく、遊びごたえのある素晴らしいゲームです。でも長いです。個人的にはこのあたりでゲームが終わってくれると程良い疲れと満足感を得て大団円となるのですが…長い。疲れた。
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