続けられるかは不明…
アウトラストはどんなゲーム?
アウトラストはマウントマッシブ精神病院で行われている『ウォルライダー計画』という人体実験について内部告発するメールを受け取ったジャーナリストのマイルズがその真相を明らかにするため一人この精神病院に乗り込んでいくという一人称視点のホラーアクションゲームです。
この精神病院では1960、70年代にアメリカで流行ったと言われる都市伝説まがいの人体実験が行われていてその影響でなんというか…少し奇妙な人達が跋扈する世界になってしまっています。
そしてその中には当然、主人公に対して攻撃的な人たちもいる訳です、ハイ。
しかし主人公はただのジャーナリストであるが故に戦闘能力は無く、その様な人たちから身を守るために出来ることはただただ逃げ、隠れることのみです。
その上、舞台となる精神病院はほぼ暗闇に覆われている状態で主人公は手持ちの暗視装置付きのカメラを使ってその暗闇の中を進んでいくことになります。
そしてそのカメラにはバッテリーの制限がありまして(当然!)、このバッテリーがいつ切れて暗闇の世界に戻されてしまうか、非常にドキドキさせられます。
このバッテリーは病院内にも落ちていますがいくつ拾ってもそれで数が足りるのかどうか分からないので安心感等というものはありません。
つまりアウトラストとはおかしな人達から逃げ隠れながら、暗闇の世界をいつバッテリーが切れるかわからないカメラ1つ抱え彷徨いつつ、この病院で行われている人体実験についての謎を解き明かして行くと、そんなゲームになります。
アウトラストを遊んでみます
物語の舞台はマウントマッシブ精神病院。人体実験について内部告発をするメールを受け取ったマイルズは一人この病院へ真相を確かめるため向かいます。
そしてたどりついた病院の車回しには物々しい車が並んでおりただならない雰囲気を醸し出していました。
早速、病院へと入ってみると中は死体が至るところに転がっている地獄絵図のような光景でした。
死んでいるのは玄関に止めてあった車の持ち主たちの特殊部隊員や病院関係者のようです。
死体の中には首を切り落とされ逆さ吊りにされているものもありました。
そんな陰惨な世界で1人の生存者と出会いました。
どうやら特殊部隊の人みたいです。
彼によると部隊は『変異体』と呼ぶ人達に全滅させられたようでマイルズに対してはセキュリティーコントロールからメインドアを開けて逃げるように助言してくれました。
ただセキュリティーコントロールなるものがどこにあるのか良く分かりません。
今はただ道なりに進みます。
この病院にいる生存者は特殊部隊の人を除くとすべてこの病院の患者のようです。
患者以外の人間はもしかしたら全員、殺されてしまったのかもしれません。
いや…生存者は患者以外にもう一人いました。
奇妙な事ばかりを言う親父…。
マイルズを神が遣わした使徒と呼び『お前には使命がある』とのたまうおかしな人。
しかしその神父も奇妙な言葉を残したままどこかへ行ってしまいマイルズはまた1人病院内を進みます。…進みます。
探索中は結構びっくり系の仕掛けがあって心臓がドキドキ。
びっくり系のホラーは大の苦手なのです。
セキュリティーコントロールを目指す…そして
病院内のただならぬ雰囲気、そして特殊部隊の男の助言を受け外へと出ようと玄関のロックを外そうとするマイルズ。
これが最初のステージの目標になります。このゲームは目の前に小さな目標が提示されそれをクリアしていくことで場面が変わりストーリーが進んでいくシステムになっているみたいです。
セキュリティーロックを外すにはセキュリティーコントロールに入る必要がありセキュリティールームに入るにはカードキーが必要になります。
まだまだこのゲームは始まったばかり。
特に大きな出来事もなく淡々と探索を続けるだけでカードキーは見つかります。
そして手に入れたカードキーでセキュリティーコントロールの扉を開け玄関のロックを外そうとすると、先程出会った神父にメインブレーカーを落とされてしまいます。
使命とやらが終わるまで病院から出さないつもりなのでしょうか…。
すぐに予備電源?に切り替わりましたが病院は薄暗い世界に包まれてしまいました。
そして画面に突如表示されるロッカーに隠れろの文字。
な、何?と思いながらもセキュリティーコントロールにあるロッカーに身を隠します。するとドアを蹴り破って不気味な大男が部屋に入ってくるではありませんか。
ロッカーの扉にある小さな隙間からしか見えませんが『子豚ちゃんが』云々とつぶやきながら部屋を見渡した後すぐに立ち去ってしまいました…あれは一体何だったんだろう。
部屋を出ていった大男の後をついていく気にはとてもなれないので大男は無視し、ここで新たに設定された次の目標、地下にあるジェネレーターの再起動を達成することにしました。
そして始まる命がけの鬼ごっこ
地下への道はセキュリティーコントロールへ来る途中に合ったので迷うことはありませんでした。
階段を降り狭い壁の隙間をくぐり道を進んでいくとジェネレーターがありました。
ジェネレーターを起動させるには2台のガスポンプのスイッチを押し、メインブレーカーを入れる必要があるようなので早速探しに行きます。
ジェネレーターのある地下は一部暗闇に覆われていて暗視装置を作動させなければ右も左も分からない何も見ることが出来ない状況でした。
2台のガスポンプにメインブレーカー…勘の良い人なら2台のガスポンプのうち1つ目のスイッチを入れるとそれがフラグとなり敵が登場するのかな?なんて想像が付くと思います。
見事予想が的中!! 1つ目のガスポンプを作動後にお約束通り敵の登場です。
敵は鉄パイプを持った痩せぎすの人物のようです。
見つかると当然追い掛けてきますし鉄パイプで殴りかかってきます。
慌ててベッドの下に隠れてみたり、ロッカーに隠れたり序盤ということもあって?隠れる場所は豊富ですしマップは周回可能な造りになっているしで優しい仕様になっているのかなと感じました。
ガスポンプのスイッチを2つ押し、最後に神父の落としたメインブレーカーを入れたその帰り…このメインブレーカーのある部屋までは一本道になっていてその時点で嫌な予感しか無かったのですが、その帰り道にやはり鉄パイプを持った敵の登場です。
いると見せかけておいてやっぱりいない、と思ったらやっぱりちゃんといました!!
慌てて脇をすり抜けようとするも上手く行かず鉄パイプで何度か殴られます。ちょっとパニックになりながら何度も馬鹿みたいに同じ操作を繰り返し脇を抜けようとするとようやくするりと抜け出すことが出来ました。
次にどうするか考えながら走っていたら道を間違えて袋小路に迷い込んでしまい、また殴られてしまったり…散々な目にあいながらも最初のガスポンプのスイッチのあった部屋まで戻ります。
ここにはベッドがあるので一旦やり過ごす作戦です。
ここで一旦撒いてしまえば後は簡単。
ジェネレーターを起動させて無事に?ステージクリアということに相成りました
アウトラスト 終わらない絶望を教えてくれるゲームです
まだまだ序盤も序盤だとは思いますが想像していたよりもステルスゲームとしての要素は低いなとは感じました。
もっと敵が強くて見つかったら即アウトみたいなルールだと思っていましたよ。
でも実際はそうではなく敵と出会っても一発殴られるぐらいで脇をすり抜ける事が出来たり結構ルーズな感じはしました。
しかしこのルーズな感じが実は曲者で、見つかってもゲームオーバーにならない悲劇、苦しみというものがこの世にはあることをこのアウトラストと言うゲームは教えてくれました。
敵に追いかけられてもこちらの足も早いのですぐに追いつかれることはありません。
そのため走りながらこれまで自分が歩んできたルートを思い出し隠れることが出来るポイントを目指して移動する事になるのですがこの追いかけっこがまず怖い。
そして追いかけっこの果てに道を間違えてしまった時の絶望。
後ろを振り返ると当然追いかけてきた敵が目の前に…ガクガクブルブル…たまりません。
そしてそんな絶望的な状況からもこのゲームは私を殺し、この恐怖から解放してはくれないのです。
そう、こんな状況からこのゲームは更に逃げることが出来てしまうのです。
そして再開される追いかけっこ。
敵に私を一撃で殺す力がないが故に続く悪夢、終わらない絶望…苦しい。
とにかく敵に見つかっても逃げることが、生き延びることができてしまうので心のクールタイムが無く緊張感がいつまでも続くのでホントに疲れてしまいます。
このゲーム、私は長時間一気に遊ぶのは精神的に厳しいので休みを取りつつ恐怖に立ち向かえる勇気が溜まった時にコツコツと一歩ずつ進めていこうかなと思いました。
という事で
『初めてのアウトラスト アウトラスト』
を終わります。
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