Darkest Dungeonをダンジョン飯MODで始めてみた
このゲームの第一印象は昔のドラクエ。「まるで子供の頃″私が″遊んでいたドラクエみたいだ」というのが第一印象でした。ルーラやリレミト分の残りMPを計算しながら洞窟や塔の奥深くを目指していたあの頃。計算したはずなのに何故かMPが足りず僅かな回復魔法や薬草を使いパーティーの戦闘力と敵の戦闘力を推し量りながら地上を目指し街を目指したあの頃。自業自得とは言えそんな手に汗握るバトルの思いが蘇る…″Darkest Dungeon″は私にとってそんな第一印象のゲームでした。
ゲームの頭から途切れることなくMP切れで洞窟の最下層に叩き落された所からスタートさせられるような緊張感と言うか絶望というかそういう気分を味あわせてくれるゲームなのですDarkest Dungeonは。
でもタイトルにもあるようにこのゲームはすでに止めています。連休中にちょっと力を入れて遊んでいたのですが大事に育てていたキャラが死んでしまったのです。Darkest Dungeonでは死んだキャラは蘇りません…完全にロストです。眼の前で為すすべもなく初見殺しみたいな汚い敵の攻撃で殺されていく我がキャラクターたちを見てホント力抜けました。
ダンジョン飯のMODがあるならちょっとやってみようかなって
私が遊んだのはスチーム版のDarkest Dungeonです。スチームにはワークショップというMODを簡単に導入できるシステムがあって色々なMODを見ているだけで飽きません。そのワークショップを目的もなくぼーっと眺めていたところ出会ってしまったのです。ダンジョン飯MODに…いやDarkest Dungeon飯MODに。この4人が使えるならDarkest Dungeon遊んでみたいな…。2021年9月に買って以来積みゲー状態だったDarkest Dungeonが崩された瞬間です。
しかしいざ遊んでみるとこのダンジョン飯チーム4人でパーティーを組むととても弱いんです。火力も低いし回復も弱い。センシはモンスターを食べて体力回復できるけど自分だけだし。全体回復をもっているけど物足りないし。ていうかセンシ前衛だから敵殴って貰わないと。
マルシルも回復持ちだけどアタッカーでもあるので回復役専任ではパーティー全体の火力が下がって使いづらい(回復されたキャラのストレスが何故か上がるマイナス要素)。シルチャックは出血というドットダメージを与える技があるけど効かない敵もいるしそうなると終わり。ライオスは…犬の物真似をするスキルがあるよ!
ただこの4人で遊んでいるとなんとなくDarkest Dungeonのシステムが分かってきた気がしてそれなりに面白くなり始めてきたのも事実なのです。このゲーム最大のプラス要素でもありマイナス要素でもあるストレスなどとも上手く付き合えるようになってきたのです。
ちなみに仲間は時間差で加入してくるのですが新メンバーが入る度になにやらストーリーが語られているようです。英語が分からないので意味不明ですが。これが4人分ちゃんと用意されてるのです。スゴイ。
ダンジョン飯MODのリンクはこちらです。専用の装備アイテムなどもあるので(センシの作った料理 生きている鎧の料理とか)集めてみるのも楽しいかもです。
ストレス対策のためパーティーをたくさん作る
ストレスは敵の攻撃などで溜まっていき100を超えると大抵どのキャラも精神崩壊します。精神崩壊すると回復の拒否など意味不明な言動を取り始めコントロール不能な状態に陥ることもしばしばです。そして精神崩壊したキャラの言動によって周りのキャラのストレスが溜まっていき更なる精神崩壊を招きます。ホント笑えるシステムです(遊んでいる時はニコリともしませんが)。1人でも欠けると難易度が爆上がりするこのゲームでこれは辛いです。
このゲームの歴が浅いため私のストレス対策は後手後手です。対策方はパーティーが立ち行かなくなるほど崩壊したらとっとと街に逃げ帰る。コレです。しかしこういう遊び方をするとものすごくお金がかかります。
溜まったストレスを解消するためのお金、冒険に失敗するとそれ自体がストレスになるので4人分の治療費が大抵の場合必要となります。冒険には初期費用みたいに松明とか食料とかダンジョンに持ち込まなくてはならない必需品があってそれにもお金がかかります。
そして治療している間そのキャラは当然冒険には出せません。そうなると複数のパーティーを作って金策に励む必要がでてくると。私は3パーティー12人のキャラを使って金策育成を頑張りました。自転車操業から小金持ちへと至るサクセスストーリーは我ながら楽しかったです。
キャラクターは毎週無料で手に入れることができます。なのでこのゲームではキャラを使い捨てにするのがおそらく正解なのでしょう。そうすれば治療費も掛からないし。そういう遊び方を進める人もいます。その方がプレイヤーのストレスも溜まらずに済みますし。でも馴染みのキャラが出来てくるとそうも行かないんですよ。
ストレス以外のストレス…ゲーム要素
Darkest Dungeonはダンジョンと街を往復して持ち帰ったお金やアイテムを使って街の設備(鍛冶屋やギルド、酒場や療養所など)を発展させることが出来ます。街を発展させることで武器や防具やスキルを強化したり開放出来たりするので街の強化=キャラクターの強化と言えると思います。人は死ぬけど街は死にませんからその街の発展は重要です。
ダンジョンは画面右下のマップから次に進む部屋を決めます。部屋から部屋へ移動する際に横スクロール画面に変わりそのルート上やその先にある部屋で戦闘や財宝と出会えるかも知れないイベントが起こります。次の部屋についたらまたどの部屋へ進むか決めて横スクロール画面です。
戦闘は自分の立ち位置やスキルによって攻撃対象が決まるシステムです。パーティーは4人なので4つの立ち位置があります(味方の場合)。近接職だと一番奥の敵に攻撃しづらかったりしますが後ろにいる敵を前面に引っ張り出すスキルなどもあったりしますし職やスキルのバランスは大事です。
※画像に出ている″悪霊の引手″というスキルは2~4の立ち位置にいると使える技で敵の3か4どちらかの敵を攻撃しつつこちらに引き寄せる効果を持っています。
ちなみに私は後ろの敵は後衛の出血や毒などのドット攻撃でHPを減らしつつ前衛2人で敵前衛を倒していくという立ち回りが好きです。ちなみに攻撃の命中率はスパロボ並みに???です。75%とか80%の命中率の攻撃がポンポンハズレます。
ダンジョンはこのような画面から任意に進むことが出来ます。何度か同じダンジョンをクリアするとボスが登場します。ダンジョンにはレベルが設定されていて自キャラのレベルが上がりすぎると簡単なダンジョンには入れなくなってしまいます。
このゲームを本格的に遊ぶと決めた際、私はスチームのこのガイドを参考にしました。全部読むのにすごく時間が掛かりますが基礎学習は大事です。目からウロコの話が沢山です。手探りで遊ぶのも良いですけどそれだと遠回りが過ぎるきらいがこのゲームにはあると思います。
このゲームを止める原因となった戦いとは…
このゲームは4つの立ち位置があると書きましたが敵に限ってはそうではありません。敵の場合2つ分の立ち位置を1人のキャラクターで占めてしまう大型の敵がいるのです。私の全滅させられたパーティーの敵がまさにそれでした。
敵の数は2体。それぞれが2つずつの立ち位置を占めていて自キャラに近い2つと自キャラから遠い2つに分かれています。攻撃が通るのはそのうち後衛の3+4の敵だけなので敵を倒すには3か4の場所に攻撃が出来るスキルがないと話になりません。
それだけでも大変なのにこいつの″鍋にお入り″という攻撃がこちらの立ち位置を狂わせてくる(鍋に入れられたキャラを救出するとそのキャラが最前面に立つ)。一番火力のあるキャラに限って3と4には攻撃できないし全く初見殺しが過ぎますよ(2回目)。
この4人で初めてのボス″見習いネクロマンサー″も討伐したのです。今回のレッサーハグ討伐は2体目のボス討伐チャレンジでした。4人の息もあってきて戦闘が楽しくなり始めていたところだったのに…。
キャラクターに愛情なんて持たないのが正解。それは分かるけどそうもいかないでしょうと。ずっと冒険していたら愛着も湧きますよ。本当に悲しい。4人まとめてだもん。という事でDarkest Dungeon一先ず終わりです。18時間楽しかった。
※あ、私のキャラクターは見た目変更MODが使われています。元のゲームのキャラクターデザインも素晴らしいんですけどネ。私の場合職ごとの見た目はこの方が分かりやすかったので(言い訳)。あとこのゲームセールだと500円以下で購入できるのでアレです…はい。
コメント